アレクサンダーテクニーク教師の資格取得中!フルート奏者岡本元輝のブログ

楽器の演奏に役立つカラダとココロについて書いてます!

生き生きとした音楽をするために考えたいこと

こんにちは!フルート奏者の岡本元輝(おかもとげんき)です!

 

先日ボディチャンスでキャシー・マデン先生にアンサンブルをみて頂きました。

 

同じボディチャンスで学んでいるトレーニーの方達とレッスンを受けて刺激的でたくさんの発見と学びがあったのでシェアしたいなと思います!

 

キャシー・マデン先生について

 

キャシーはアメリカの演劇学科としてトップのワシントン大学大学院でアレクサンダーテクニークを応用した演劇のクラスを教えています。

このクラスは年間9人しか受けられないそうです。めっちゃ狭き門ですね。

教え子には映画やテレビ、舞台にブロードウェイで活躍する俳優を多くいるそうです。

 

 合わせでの実験①

 

レッスンで見てもらう前にアンサンブルのメンバーと合わせをしました。

その時にやった実験のことをまず書きます。

 

ある曲で1つのフレーズをユニゾンで吹く部分がありました。


そのフレーズをそれぞれが持っているイメージを話して1つずつ吹いてみるという実験です。

 

例えば
*野球応援みたいな感じに元気よく
*王様の威厳たっぷりのスピーチみたいに
おちゃらけた感じ

 

どれも違う印象の聴こえ方になりました。

音楽の表現、キャラクター、アーティキュレーションのニュアンスどれも同じものはありませんでした。

 

純粋にオモシロイ!!ってなりました。


どれがいい、悪いではなくて1つの表現としてどれも選択できるのです。

 

合わせでの実験②

 

「途中で納得いかなくなったらやめてもいい、止まってもいい」というのだけ決めて演奏しました。

この実験はとてもうまくいきました。


生き生きとした音楽を曲全体、アンサンブルで出来た!といえるものでした。

 

この演奏をもう一度!というのを求めにいくとできないというのは知っているので、この考え方はいいかも!って思いました。

 

ですが!!

 

よく考えたら本番では止まれないよね!って話しているうちになって、さっきの「止まってもいいプラン」はなくなりました。

 

次に本番だと思って演奏しました。

 

全然うまくいきませんでした。

 

僕自身、本番だと思った瞬間に視野が狭くなって楽譜しか見えなくなりました。周りの音がうまく聴こえず1人で吹いているような感じでした。

そして自分の音が周りに聴こえているのか不安になって「鳴らさなきゃモード」に途中。1人でテンパっていました。

 

他のメンバーも似たようなフィードバックを感じたみたいでした。

 

*考え方を合わせることについて

*練習の時と本番での自分たちの状態について

これらを中心にキャシー先生に見てもらいました。

 

 

アンサンブルをする時、一人一人の考え方を合わせる必要はあるの??

 

キャシーの答えは「必要ない」でした。

 

それぞれの曲に対する考え方、イメージそれらがアンサンブルをより豊かにする。


同じ曲の楽譜をそれぞれ持っている。
それだけで充分。

 

どこかで同じように考えなきゃ!みたいなのが僕や他のメンバーにありました。


考えてみたらオーケストラでは考え方を合わせるなんてことしたことない!と書いていて気がつきました。

 

 練習と本番での演奏が全然違うのはなぜ?

 

練習の時と本番での違いは聴いてくれる人ががいるかいないか。

 

本番でたくさんの人がいると動揺してしまうことありませんか??

それはあまりにも普段の練習している状況と違いすぎるから動揺してしまうだけなんです。

 

練習の時から聴いてくれる人がいる前提で演奏することが大切だとキャシーは仰っていました。

 

キャシーの提案

 

*自分の音楽に聴いてくれる人たちを誘うように演奏する。

*自分の音楽に一緒に演奏している人たちも誘うように演奏する。

 

〜練習するとき〜

*自分の音楽を聴いてくれるであろう、未来のお客さんを誘うように演奏する。

 

実際にこの提案で演奏してみるととても気持ちが楽になりました。

そして自分の音楽とともに一緒にアンサンブルが進んでいくようでした。

 

 まとめ

*曲についての考え方はそれぞれ違っていてもいい

*考え方がたくさんあるだけで音楽は豊かになる

*聴いてくれる人たち、一緒に演奏する人たちを自分の音楽に誘うように演奏する

*練習のときから聴いてくれるであろう未来のお客さんを誘うように演奏する。

 

さいごに

 

キャシーは役者としての面、アレクサンダー教師としての面から様々な提案をしてくれます。

よく授業でなぜそういうアイデアが浮かんだの?ってキャシーに聞くときがあります。

 

キャシーは「いつも今の自分自身の最善を尽くしている、その努力をする」と仰っていました。

なんて素晴らしい方なんだと思いました。

指導者として、アレクサンダー教師として、人としてとても尊敬できる方です。

またお会いするのが楽しみです!

 

ではまた。

 

 

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