アレクサンダーテクニーク教師の資格取得中!フルート奏者岡本元輝のブログ

楽器の演奏に役立つカラダとココロについて書いてます!

息を吐くときのカラダってどんな動きをするの?

こんにちは!フルート奏者の岡本元輝です。

 

今日は呼吸(ブレス)をして吐くときにカラダでどんな動きが起こっているのかを簡単に書きます。

 

 楽器を吹くときにこんなこと言われたことありませんか??

 

『息を吸った状態を保ちながら吹く』
『もっとお腹を使って!!』

 

最初のうちは効果的だったんですが、ずーっと保ちながら吹くのってすごく大変じゃないですか??


お腹がずっとギュッとしてる感じもするし、吹くのが辛くなったときもありました。


このときぐらいからお腹を使うって何?どうやってやればいいのさ!!

という疑問が生まれました。

 

だって楽に吹きたいじゃないですか!!

 

息を吸う時の動きを思い出してみましょう

 

☆息は肺に入る

☆息が肺に入るとき肺は膨らみ、肋骨も動く

☆横隔膜は息を吸うときに下の方向へ動く

 

簡単にまとめるとこんな感じです。

 

息を吐くときにどんな動きが起こってるの??

 

☆肺が元の大きさに戻る動き

☆肋骨が元の位置に戻る動き

☆横隔膜が元に戻る動き

 

これは吸った時ととは逆の動きですね!

 

楽器を吹くときにはもう少し吐くときのエネルギーが必要です!

 

ここで活躍するのが腹筋群と骨盤底筋群です!

 

腹筋は前だけじゃない!!

 

腹筋って言われると6つに割れた腹筋を思い浮かべますよね!

 

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6つに割れる腹筋を腹直筋といいます!

腹直筋は吹いているときにギュッと力を入れたりできる筋肉です。

演奏中ずーっとギュッとして頑張っているのは大変です。

 

実は息を吐くためにこの腹直筋よりもすごくエネルギーのある腹筋がいるんですよ!

 

ですがその腹筋は感じることの出来ない筋肉なんです(T-T)

 

その名を腹横筋といいます!

 

では腹横筋をみてみましょう!!

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お腹の前後を腹巻のみたいにくっついています!腹筋群の中で一番カラダの内側にある筋肉がです。

この筋肉が息を吐くときに活躍します!

 

どんなときに動きが活発になるのか、、、

 

☆咳をするとき

風邪をひいて咳のしすぎてお腹が筋肉痛になったことありませんか??

普段使われていない腹横筋がたくさん使われたことで筋肉痛になります。

 

 実際に咳をして腹横筋の動きを体感してみましょう!!

両手で脇腹を触ってワザと咳をしてみましょうう!

思いっきりゴホッ!!ゴホッとやりましょう!

このとき両手を押すような動きがあったら腹横筋が動いている証拠です!

 

腹直筋のギュッとするのをやめて吹いてみよう!

 

実際に楽器を使ってやってみましょう!!

 

*普段お腹を使ってと言われたときに使いがちなの腹直筋をギュッとした状態で演奏してみましょう! 

いつも通りな感じがしましたか??

 

ここからが大事です!

 

*腹直筋のギュッをやめてお腹の緊張感を緩めてみましょう。

息を吐くときに腹横筋が動いてくれると思って思いきり吐く!

このとき息を上の前歯の後ろあたりに思いきり当てるつもりで息を吐いてみるのがコツです!!

 

音や自分のカラダに変化はありましたか??

 

みなさんはどちらを選んで演奏しますか??

 

ぼくは腹直筋を緩めて腹横筋が動いて息を前歯の後ろあたりに当てるつもりで吹くのが気に入っています。

 

フルート奏者は腹横筋が発達している!?

 

ちょっとだけ余談をはさみます。

 

 フルートをやっている人がよくやる練習法が腹横筋をたくさん使うみたいなんです。

 

その練習法とは!!ズバリ!!

 

タンギングなしで息で音を切る練習です!

 

息を思いきり使います!

音色とかはあまり気にしません。

 

フッッッ!!フッッッ!!フッッッ!!

 ハッッッ!!ハッッッ!!ハッッッ!!

ホッッッ!!ホッッッ!!ホッッッ!!

 

スケールでやったり一曲丸々タンギングなしでやったりすることもあります。

 

 息を出すときに腹横筋よりもすごい力をもった筋肉がいます!!

 

骨盤底筋群と呼ばれるグループです!

 

さてどこにある筋肉なのか!

 

 なんとなく察しはついてしまいますが、骨盤の底に集まっている筋肉たちを骨盤底筋群と呼んでいます!

 

ではみてみましょう!!

 

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正面からみた骨盤底筋群。

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真上からみた骨盤底筋群。

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後ろからみた骨盤底筋群。

 

 この底に集まっている筋肉たちが息を吐くときにとっても活躍してくれるのです!!

 

どんな動きをするのか簡単に言うと!横隔膜と反対の動きをします!

 

つまり!

*息を吸うとき

骨盤底筋群は下に緩みます。

 

*息を吐くとき

緩んだので上に戻ります!この動きが吐くエネルギーとして大きな力を持っているのです!

 

まとめ

*ギュッとするのをやめてお腹を緩やかにして息を吐く

*息を吐くときに活躍してくれる筋肉は腹横筋と骨盤底筋群

*お腹は緩やかになっている方が動きやすい。

*息を上の前歯に当てるイメージを持って吐く

*骨盤底筋は吸うときに下に緩み、吐くときに上に戻る。

 

最後に

 

少しカラダのことを理解するだけで楽器の演奏や音は変わります。 

たまに人の演奏を聴いて焦ることもありますが自分のペースを大切にして練習と勉強をしていきたいと思っています。

 

ではまた。

岡本元輝

 

 

 

okamotogenki.hatenablog.com

 

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